湯梨浜町版CCRC事業とは何だろう?総合相談センター編

湯梨浜町まち・ひと・しごと・創生総合戦略委員の2期目

湯梨浜町まち・ひと・しごと・創生総合戦略委員の2期目を迎えます。昨年度で分かったことは、一週間前にA3の用紙が束になった資料を渡されても読み込むのは不可能。そして、事業がたくさんあり、質問自体も浅くなってしまう。(そして質問する人があまりいない。。)
町にはより良い事業運営をしてほしいと願う一方で、その事業をチェックする体制があまり機能していないことも分かってきました。町の事業をチェックするのは一体だれでしょうか?国という大きな組織であれば、内閣(行政府)、議会(立法府)、最高裁(司法府)という三権がお互いをチェックしあう体制(三権分立)があります。地方自治体ではどうでしょうか?地方自治体(行政府)、地方議会(立法府)、そして市民です。行政府の長のリコールなど、市民が直接地方自治体を監視する役割を持つことができるのです。直接民主主義を実践するという意味で地方自治は民主主義の学校と言われています。
そこでこのブログでは一市民として、気になる地方自治体の事業を情報公開法などを使って、要点整理、批判的な目線で、チェックしていこうかと思います。とはいえ、いろんな角度からチェックできそうで、私自身経済学や行政学を学んだことはありません。さて、どのような視点からチェックしようかと考えたところ、まずは自治体が出した計画や参考にした政策の資料を調べていこうかと思います。その都度、専門家に意見を聞いたり、当事者から話を聞いたりして、広く議論できるような情報を集めていきたいと思います(仕事に差しさわりのないかぎりにおいて。)調べた内容は今年の5月に行われる委員会で町の担当部署の方たちに質問や確認をしていくつもりです。

湯梨浜町版CCRC事業

今回チェックする事業は、<「生涯活躍のまち」湯梨浜町版CCRC事業の推進>です。
事業内容:28年度に策定した生涯活躍のまち基本計画に基づき、都市部をはじめとする移住者や地域の方々が、充実した生活と安心して暮らせる「湯梨浜町版生涯活躍のまち」の実現に向けて、「湯梨浜町まちづくり株式会社」との連携など官民が一体となり推進していく。2989万5千円の事業費です。
<「生涯活躍のまち」湯梨浜町版CCRC事業の推進>の中の事業の一つにある、総合相談センターというのが松崎ゼミナールから歩いて1分のところにある旧Aコープの隣に、今年の3月に完成しました。
実際何をするところのなのか、情報公開請求したところ、平成29年12月1日の資料をいただきました。資料を見たところ、
  • まちの保健室事業
  • 観光案内所
  • 移住定住相談、職業案内所
の三つの機能をもった施設となるようです。
上記の資料が作られる前の、2017年の8月と9月に湯梨浜町内の関連する課において「松崎駅前拠点施設総合相談センターのありかた」という会議が行われて、その9月8日の時点では各課から厳しい意見が出ています。
  • 健康推進課→保健師を新施設に配置するのは難しい。
  • 長寿福祉課→中央分館からの場所移動は難しい(家族のつどい)、社協に依頼しているため実施場所の移動が困難(相談事業)
  • 子育て支援課→そもそも何を検討するのか曖昧。
  • 産業振興課→何のためにセンターを作るのか。建物ありきでは利活用されないままになる。

(引用元:松崎駅前拠点施設総合相談センターのあり方について 平成29年9月8日に使われた資料)

 

 

気になるのが、総合相談センターの建物の設計終了が9月末なのに対して、9月の時点で総合相談センターで一体誰が何を担当するのかが決まっていないということです。つまり、建物で何をするのかが決まっていないのに建物の設計が進んでいた。総合相談センターに何が必要なのか、というニーズに検討する話し合いが深まっていないように見受けられます。

この事業自体は官邸主導のもと進められているまち・ひと・しごと本部から地方創生地方創生推進交付金をもらって進めており、その交付金の要綱のなかには、事業評価の一つとして政策間連携を挙げています。

政策間連携:単一の政策目的を持つ単純な事業ではなく、複数の政策を相互に関連づけて、全体として、地方創生に対して効果を発揮する事業であること又は利用者から見て意味あるワンストップ型の窓口等の整備を行う事業であること。(引用元:地方創生推進交付金制度要綱)
今までの湯梨浜町内の議論を見ていると、関連する課の間から連携どころか事業そのものの有効性への疑義が出ています。しっかり議論を深めてほしいですね。
一方で、市民として出来てしまった建物をどう活用するのかを考えなくてはなりません。これについては、また近隣の人たちと一緒に議論していければと思います。

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